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内科系診療センター 放射線治療科
診療科紹介
放射線治療科は放射線治療器から出る放射線を用いて治療を行う診療科です。
放射線治療は、臓器の機能と形態を温存し、発病前の健康状態を維持したいという希望に応えられる治療法です。
対象となる疾患は、がんを含めた悪性腫瘍を主とし、ケロイドや甲状腺眼症などの良性疾患にも治療を行っています。
特に悪性腫瘍に関しては、ほぼ全ての疾患に対して、「治癒を目指す治療」や「症状を緩和する治療」など幅広い役割を担っています。
放射線治療器は、2016年12月に最新の治療器に更新され、放射線(エックス線と電子線)の最新技術を駆使した、より侵襲の少ない治療法を実践出来る環境になっております。
放射線治療は、担当する診療科の医師、放射線治療医、技師、物理士、看護師がチームとなって行う医療ですので、お互いの情報をカンファレンスや連絡会を通じて直接密に共有し、より安全で効果の高い治療を提供できるように日々努力しております。
安全管理に関しましても、機器点検、カンファレンス、安全管理委員会、品質管理委員会、部門会を日々開催し、より効率的で安全な治療を行える環境を整えていけるように取り組んでおります。
放射線治療は、臓器の機能と形態を温存し、発病前の健康状態を維持したいという希望に応えられる治療法です。
対象となる疾患は、がんを含めた悪性腫瘍を主とし、ケロイドや甲状腺眼症などの良性疾患にも治療を行っています。
特に悪性腫瘍に関しては、ほぼ全ての疾患に対して、「治癒を目指す治療」や「症状を緩和する治療」など幅広い役割を担っています。
放射線治療器は、2016年12月に最新の治療器に更新され、放射線(エックス線と電子線)の最新技術を駆使した、より侵襲の少ない治療法を実践出来る環境になっております。
放射線治療は、担当する診療科の医師、放射線治療医、技師、物理士、看護師がチームとなって行う医療ですので、お互いの情報をカンファレンスや連絡会を通じて直接密に共有し、より安全で効果の高い治療を提供できるように日々努力しております。
安全管理に関しましても、機器点検、カンファレンス、安全管理委員会、品質管理委員会、部門会を日々開催し、より効率的で安全な治療を行える環境を整えていけるように取り組んでおります。
受診される患者さんへ
放射線治療開始までの流れ
1) 放射線治療医の診察
放射線治療についてご説明いたします。(治療方法、開始時期、回数、副作用など)
2) 放射線治療を実施するためのCT撮影(コンピュータ断層撮影)
(ア)放射線治療を行う際と同じ姿勢や状態でCT撮影を行います。(イ)撮影の際に、位置あわせの目印として、体に直接印をお書きします。(治療部位によっては、印をお書きしないことがあります。)
3) 放射線治療開始
(ア)疾患や患者様ごとに治療方法や回数は異なりますが、治療回数の多くは、数回から約40回までの治療です。(イ)放射線治療は、通常月曜日から金曜日までの週に5日間、1日に1回治療を行います(原則として休日?祝日はお休みになりますが、臨時の治療日を設けることがあります)。1回の治療時間は約10分から15分で(特殊治療では1時間ほどかかる場合もあります)、放射線照射中は特に痛みなどは感じません。
一旦治療を開始しますと、照射日以外は毎日来院していただき、連続して治療を受けていただく必要がありますが、詳細につきましては担当の放射線治療医にご質問ください。
2016年12月に最新放射線治療装置への入れ替えを行い、最新の放射線照射(強度変調放射線治療(Intensity modulated radiation therapy: IMRT)、定位放射線治療)を行うことが可能になりました。
IMRTは、前立腺癌や頭頸部癌で主に用いられる放射線治療法です。正常臓器の放射線量をより低減し、腫瘍にはより多くの放射線量を照射することが可能な照射方法で、副作用を増加させることなく、より強い放射線を腫瘍に照射することが可能となりました。
定位放射線治療は小さな肺癌や脳転移巣に対して、一回に大量の放射線をピンポイントで照射する技術です。
当科では入院での治療は行っておりませんので、入院が必要な場合や入院をご希望される場合には、当院当該診療科にご紹介することがございますので、ご了承ください。
診療概要
放射線治療は、外来のみの診療体制です。院外からのご依頼は医療連携室にお願いいたします。
主な対象疾患
(体外照射)全身の悪性腫瘍
- 脳腫瘍(原発性?転移性)
- 頭頸部癌(咽頭癌?喉頭癌?口腔癌など)
- 食道癌
- 肺癌
- 乳癌
- 前立腺癌
- 子宮頸癌?子宮体癌
- 大腸癌
- 皮膚癌
- 小児がん
- 悪性リンパ腫
- 転移性骨腫瘍 など
症状に応じ、根治目的および症状緩和目的の治療いずれにも対応いたします。
良性疾患
- ケロイド
- 甲状腺眼症
(内用療法)
- 甲状腺機能亢進症
スタッフ紹介
医師名 | 役職 | 専門分野 | 資格 |
今井 敦 | 教授 | 放射線治療 | 日本医学放射線学会 放射線治療専門医 日本医学放射線学会 研修指導者 がん治療認定医 第一種放射線取扱主任者 |
小澤 由季子 | 助教 | 放射線治療 | 日本医学放射線学会 放射線治療専門医 日本医学放射線学会 研修指導者 |
外来担当医表
内科系診療センター 放射線治療科
医療従事者の?へ
医療連携?紹介制度について
放射線治療科にご紹介いただけます先生方には、お手数ですが藤が丘病院の医療連携室へのご連絡をお願い致しております。ご連絡いただけますと、紹介患者様の放射線治療外来受診の日時をご予約いただけます。ご予約前にご相談が必要な場合には、放射線治療外来までお電話いただければ、放射線治療医と直接ご相談いただけます。紹介患者様の受診に際しましては、診療情報提供書のご記入と必要に応じた画像や各種検査データのお手配も併せてお願いしておりますが、診察時に更なる必要な書類や検査データが判明致しました場合には、改めてご依頼する場合がございますので、予めご了承下さい。
また、当科を受診し、精査?加療をご希望される場合には、当科より藤が丘病院内の該当各科に紹介したうえで、治療の適応を検討いたします。
放射線治療は、基本的に外来通院での治療となりますが、入院をご希望される場合や入院が必要な場合(化学療法併用等)には院内該当各科にお願いすることになります。もちろん、当該各科に直接ご紹介いただきました場合におきましても、適応を検討した上で治療を行わせていただいております。
ご不明な点がございましたら、お気軽に放射線治療外来までお問い合わせください。