第46回心筋生検研究会学術集会のご案内
パスワードは11月22日までに登録いただいた先生方にメールで送信しております。
参加証明書、領収書などの発行は申し込み完了時の自動返信メールをご確認ください。
なお、本大会参加費は 不課税 でございます。
日時?会場
(1)日時 :
学術集会
2024 年 12月 6日(金)
Heart Hands-on (ウェット?ラボ) 病理標本を用いた心臓病理講習会
2024 年 12月 7日(土)
(2)会場 : 昭和大学上條記念館 (上條講堂ではありません)
東京都品川区旗の台1-1-20
東急池上線/大井町線 旗の台駅 徒歩7分
口 演 会 場 :4階 「赤松 A」/ 「赤松 B」
ポスター会場 :地下1階 「富士桜」
懇 親 会 会 場 :地下1階 「富士桜」
Heart Hands-on :4階 「赤松 A」/「赤松 B」
? Hands-on も上條記念館で実施します!
第 46回心筋生検研究会学術集会を足球比分网6年(2024年)12月6日(金)、7日(土)に開催させていただくことになりました。昨年と同じく対面での開催を予定しており、昭和大学創立90周年の2019年に開館した上條記念館で皆様をお迎えし、活発な心臓血管病理学の意見交換が行われる事を期待しております。今回のテーマは「その心臓は何を物語るのか?」としました。私は一病理医として多くの病理解剖と法医解剖に携わり、胎児から老年期まで多くの心臓の病理形態変化をみてきました。心内膜心筋生検はその中の経験の一つですが、その小さな標本の所見から、その方の心臓がどのような形態で、どのような病態にあるのかを正確に把握する必要があります。これには肉眼を含む心臓の全体の病理形態の理解も必要であると思います。これをふまえ、今回は1日目の学術集会とともに、2日目には心臓の肉眼解剖?病理像を実際に手にとって観察できるhands-onセミナー(ウェットラボ)も開催する予定です。両日ともに多くの参加者のご来場を期待し、「その心臓が物語る」多くの所見をみていただき、心臓形態学に関する知見をさらに深めていただける学術集会になるよう準備させていただきます。
昭和大学医学部法医学講座 松山高明
1. 一般演題 (口演、ポスター)
ポスター発表は Rapid poster presentation のセッションで概要を説明してください 。
ポスター発表の演題は懇親会の間も掲示しますので、質疑応答して議論を深めてください。
2. Young Investigator Award (YIA)
3. シンポジウム
S1 シンポジウム I :<学術企画委員会特別企画>
心内膜心筋生検(EMB)の臨床?病理のcase discussionの現状と課題
― 病理所見をいかに伝え、理解するか ―
心筋生検は病理医からすると患者背景を理解し、それがどのように組織所見に
関連し、どのように報告するかはいつも悩むところである。この問題を打開
するには依頼する臨床医と報告する病理医側とのディスカッションが重要で
あると考えられるが、その方法は各施設間で問題となるところである。現状、
どのような case discussion が各施設で実施されているか、経験豊富な施設や
新たに院内での取り組みを行った施設の実情を呈示していただき、今後どのよう
にするのが理想的であるのか議論したい。
座長: 尾上 健児 (奈良県立医科大学 循環器内科)
松山 高明 (昭和大学 医学部 法医学講座)
S1-1: 大学病院?循環器内科が主催する EMB case discussion
演者: 尾上 健児 (奈良県立医科大学 循環器内科)
S1-2: 一般病院で開催する EMB CASE discussion
演者: 中嶋 絢子 (社会医療法人近森会 近森病院 病理診断科)
S1-3: 心筋生検 high volume center での Case discussion/consultation
演者: 松本 学 (国立循環器病研究センター 病理部)
S1-4: 欧州における心筋生検の実際
演者: 甲木 雅人 (九州大学病院 別府病院 循環器内科)
S2 シンポジウム II:
「どう依頼する?」「どう報告する?」形態では語りにくい心疾患の心筋生検
このシンポジウムでは心筋生検ではその評価?報告に難渋する疾患について
議論します。臨床は心筋生検で何を知りたいのか、病理は何を報告したら
よいのか議論できればと思います。
座長: 畠山 金太 (国立循環器病研究センター 病理部)
住田 有弘 (昭和大学 医学部 内科学講座 循環器内科学部門)
S2-1: 頻脈誘発性心筋症の病態から考える診断の難しさ
演者: 大谷 朋仁 (大阪大学 大学院医学系研究科 循環器内科学)
S2-2: 糖尿病性心筋症:fact or fiction
演者: 金森 寛充 (岐阜大学 循環器内科)
S2-3: 低収縮非拡張型心筋症の心筋生検所見に特徴はあるか:拡張型心筋症との比較
演者: 有村 忠徳 (福岡大学病院 循環器内科学) 他
4. 特別講演 座長: 松山 高明 (昭和大学 医学部 法医学講座)
「心筋生検から何が解るか?」 ー 過去?現在?未来 ー
演者: 由谷 親夫 (済生会千里病院 病理診断科)
5. 共催セミナー: ランチョンセミナー、スイーツセミナー
(詳細は日程表と抄録集に掲載します, 多数のご参加をお待ちしております。)
6. Virtual slide consultation
稀な症例でなくても、診断に憂慮する症例について、virtual slide で示説して議論します。
多くの心筋生検に携わる研究者の意見を聞く事のできる discussion の場とします。
Heart Hands-on (ウェット?ラボ) <12月7日(土) のみ>
心臓標本を手に取り正常構造~諸心疾患の肉眼構造、肉眼的変化をご覧いただけます。
参加ご希望の方は、会場の都合上、本会の参加登録時に Hands-on への参加の予約をして
ください。
参加希望が多数の場合は入場制限などを実施する可能性もあります
追加の参加費はありません。
以下の内容の展示?講習を予定しています。
第 1 会場「赤松 A」
Zone 1. 正常構造の心臓
(長軸断面像, 短軸断面像, 4腔断面像など)
Zone 2. 心筋症の心臓
(虚血性?非虚血性心筋症?二次性心筋症)
Zone 3. 弁膜症の心臓
Zone 4. デバイス治療後の心臓 [不整脈治療後 (カテーテルアブレーション,
ペースメーカデバイス),弁膜症治療後 (人工弁, TAVI など)
Zone 5. 刺激伝導系 (洞結節~脚) の存在部位と組織構造
いずれも心臓病理学に関する貴重な標本を用いて実施します。
各標本の見方を説明する short lecture も実施する予定です。
<Short Lectures> 心臓標本の見方
Faculty: 松山 高明 (昭和大学 医学部 法医学講座)
<Expert Special Lecture> 刺激伝導系組織の解剖と組織構造
Faculty: 井上 紳 (昭和大学 名誉教授)
会場には心筋生検研究会の病理系会員が Faculty として参加します。積極的に Discussion をしていただければと思います。
?旗の台駅(東急池上線/大井町線)から徒歩7分
?西小山駅(東急目黒線)から徒歩12分
当館は駐車場がございません。
お越しの際は公共交通機関をご利用ください。