臨床腫瘍診断学部門

私たちの部門は、がん診断?治療の最前線を切り拓くトランスレーショナルリサーチ拠点です。基礎研究から患者検体を活用した臨床研究までを一気通貫で行い、学びと発見を即、患者さんへと還元します。
がん免疫研究:
?免疫チェックポイント阻害剤使用患者検体を解析し、次世代のバイオマーカーを探索
?抵抗性獲得メカニズムの解明を通じて、新規がん免疫治療法の創出
ポストゲノム時代の挑戦:
?糖鎖?レクチンなど翻訳後修飾領域に着目し、がんの「見えざる標的」を解き明かす
学部学生から大学院生、シニアスタッフまで、多彩な世代?バックグラウンドのメンバーが自由闊達に議論し、互いに刺激し合える環境です。研究室や実験フロアの見学はいつでも大歓迎!「患者さんに本当に届く研究をしたい」という熱意をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。皆さんと一緒に、未来のがん医療を創造できることを楽しみにしています。

研究テーマ

免疫チェックポイント関連
1. 免疫チェックポイント阻害剤の奏効予測バイオマーカー探索
2. 免疫チェックポイント分子の翻訳後修飾解析および耐性機構解明
3. 可溶性免疫チェックポイント分子標的の新規治療法開発

腫瘍微小環境
4. 腫瘍微小環境を標的とした次世代がん免疫療法の開発

5. 腫瘍微小環境を抗腫瘍環境へ転換する可溶性分子の解析
6. 腫瘍浸潤リンパ球誘導法の確立
細胞性免疫療法プラットフォーム
7. 固形がんに対する細胞性免疫療法(CAR-T等)の創出
8. 間葉系幹細胞を用いた革新的がん治療法開発

抗体?分子標的
9. 新規同定分子に対するBispecific抗体/BiTE創製と応用
10. 循環腫瘍細胞を標的としたがん免疫療法開発
11. 免疫治療耐性分子の機能解析および治療薬開発
単球/マクロファージ関連
12. 新規単球遺伝子の機能解明と治療応用
13. 非古典的単球の機能解明とがん治療応用
14. 単球?マクロファージ誘導による抗腫瘍活性獲得法の確立
オミクス?翻訳後修飾解析
15. 単細胞RNA/糖鎖解析による免疫活性評価
16. 治療標的分子の糖鎖解析と特異的治療法開発
17. 正常細胞/腫瘍細胞の翻訳後修飾解析を用いた究極の標的抗原同定
18. タンパク質シェディング後の抗腫瘍免疫活性の解明

メンバー


役職 氏名 name
教授(部門長)
和田 聡
SATOSHI WADA
講師 家口 勝昭
KATSUAKI IEGUCHI
講師 大西 伸幸
NOBUYUKI ONISHI
講師 清水 峻志
TAKASHI SHIMIZU
兼担講師高柳 大輔
DAISUKE TAKAYANAGI
研究員渡邊 真
MAKOTO WATANABE
事務員朝澤 由美
YUMI ASAZAWA


部門メールアドレス
連絡先 sindan.1@med.showa-u.ac.jp